本日、開業届を地元の税務署に出してきました。
開業届は本来、開業してから1カ月以内に出す必要があるのですが、当方は2014年から個人事業を始めましたが、複式簿記が面倒なので白色申告で済ませてきましたし、特に問題もなかったのでそのままでいました。
今回開業届を出した理由と言うのもDHLと言うアメリカの国際運輸会社のアカウントを作成するのが目的です。
コロナウイルス影響で国際郵便が荷物の引き受けを停止しているので、DHLでアメリカのAmazonにFBA納品したいんですよね。
それはともかく、開業届を出すと以下のようなメリットがあります。
開業届を出すメリット
青色申告ができるようになる
帳簿を複式簿記でつける必要がありますが、青色申告をすると最大65万円の控除を受けることができます。
また、開業後2ヵ月以内に青色申告の手続きをすれば、確定申告で青色申告特別控除が使えます。
控除額無しの白色申告と比べるとかなりの節税になりますね。
調べてみると、青色申告でも複式簿記以外に、簡易簿記や現金式簡易簿記が認められているらしく、10万円の控除が受けられるらしいですね。
なんか白色申告でだいぶ損している気がしてきました。
税理士に頼らずに複式帳簿が付けられるのなら青色申告に切り替えようかな。
法人用銀行口座が開設できる
屋号付きの銀行口座を開設すれば、事業所得とプライベートのお金を分けることができるので、帳簿付けや確定申告書の作成がしやすくなるそうです。
また、法人用口座にクレジットカードを紐づけて、会計ソフトと連携させると、楽に帳簿付けができるようになるとのこと。
開業届の提出方法
用意するもの
- 印鑑
- 身分証(免許証、マイナンバーカードなど写真付きの証明書)
- 開業届
開業届の書き方
開業届のテンプレートは以下のページからダウンロードできます。
このページの「個人事業の開業・廃業等届出書(提出用・控用)(PDF/865KB)」ファイルをダウンロードして編集します。
PDFファイルですが編集できます。
「納税地」は私の場合、住所地、居住地、事業所が一緒なので、免許証と同じ住所を記入する必要がありました。
個人事業なので「給与等の支払の状況」欄は空欄で構いません。
家族を従業員としている場合(予定している場合も)は記入する必要があります。
屋号を変更したが問題にはならなかった
これまで確定申告では屋号としてブログの名前を使っていましたが、今回Amazonの店舗名に切り替えました。
一応それについて税務署の担当者に説明しましたが、特に問題にはなりませんでした。
あとがき
税務署の印鑑を押印した控えを受け取り、届け出は完了しました。
正味20分くらいでした。
やってみたら意外に簡単でしたね。
白色申告だった人が青色申告に切り替えるには、青色申告を行う年の3月15日までに申請をする必要があるそうです。
ということは今年は切り替えは無理ですね。
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