先日書いた記事「猫が粗相をした。かけ布団の上に…【その原因分析と3つの対策】」では、猫の粗相の原因分析と、考えられる対策についてまとめました。
今回は、実際にそれらの対策をやってみて、その結果と一番のおすすめを書きたいと思います。
猫の粗相対策:トイレを布団よりも快適にする対策
まず、トイレを布団よりも快適にする対策を試してみることにしました。
室内のトイレ(花王 ニャンとも清潔トイレ 成猫用スタートセット)をこれまで外に置いていた一回り大きいものに変え、ネコ砂も細かい鉱物性の砂(ベントナイト系)に替えてみました。
これはある程度の効果は見られました。
2日程度は何の問題ありませんでした。
その際、日中かけ布団を3つに折りたたみ、面積が小さくなるように(かさも高く)もしていたので、それが良かったのかもしれません。
そこで、試しに布団を広げたまま放っておいたところ、ダメでした。残念…
あっという間に粗相(小便)をされてしまいました。
かけ布団をたたんで置いておくのもいいですが、ベッドだと今度はマット(敷布団)に粗相をされてしまう恐れもあり、根本的な解決とは言えません。
というわけで次は、猫にとって布団をトイレよりも不快にする対策を実行してみることにしました。
猫の粗相対策:布団をトイレよりも不快にする対策
猫にとってトイレとしての快適さがトイレ>>>布団となれば猫はトイレを選択するはずです。
というわけで、布団を猫にとってトイレよりも不快にするための対策を試してみました。
対策1:レモン系のアロマを薄めて布団に散布してみた
まずは匂いで攻めることに。
猫が苦手という柑橘系のレモンのアロマを購入。
それを水で薄めて、かけ布団全体に霧吹きで振りまきました。
まずは、濃度を少しずつ増やしながらテストすることにしました。
なお、布団はたたまずに完全に広げた状態でテストしました。
2019/10/31に散布:水400mlに対しアロマ5滴
全く効果なし、半日もたたずに小便をされてしまいました。
まだアロマの量が少なかったのかもしれません。
対策2:かけ布団をビニールシートでカバーしてみた
猫は布団のふかふかした感触が好きなようです。
というわけで、ゴワゴワしたビニールシートで全体を覆ってみました。
ちょっと見た目は良くないですが。
2019/11/1
効果あり。一度はクンクン匂いを嗅ぎまわった後に、ベッドから降りてトイレに向かっていき小便をしていました。
これはイケそうです。
2日目も問題ありませんでした。
硬めで目の細かいビニールシートを買ってみましたが、それも良かったのかもしれません。
寝返りをうつと下に落ちてしまう弱点はありますが、日中はこれで十分です。
2019/11/8
一週間目にしておしっこをされてしまいました。
先にビニールシートと布団の隙間に潜り込むテクニックを覚えて、覚えた当初は上で寝てるだけだったのですが、とうとう小便をされてしまいました。
しかも二回連続で。
精神的ダメージがすごいです(;´д`)。
もしかすると、トイレのネコ砂を入れ替える際、紙の大粒タイプを使い切るために残ったものを全部入れたため、普段より多くなったのが気に入らなかったのかもしれません。
油断しました。
反省して細かい鉱物性の砂(ベントナイト系)を7割くらいに増やしてみることに。
全部ベントナイトにすれば良さそうですが、一部のレビューでベントナイトは猫がぜんそくになりやすいと書かれてあったのと、ネコ砂をかさ増しするために大粒のものも7割くらい混ぜてました。
これで再び様子を見ることにします。
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