国際郵便ではグラム単位で配送料金が大きく変わることがしばしばあります。
特にeパケットライトのリミットである2kgは料金が大きく変わる境目です。
SAL便の場合も1kgごとに料金が1,000円ほど上がっていくので、積み重なれば収益に大きく影響してくるので無視できません。
荷物の重量が料金の境目にある場合は、梱包材を工夫することで送料をぐっと下げることができます。
梱包材を軽くする方法
以下の3つの方法で梱包材を軽くすることができます。
- 段ボール箱を小さく加工する
- 段ボール箱を薄いものに変える
- 緩衝材を軽いものにする
段ボール箱を小さく加工する
仕入れ先から送られてくる段ボール箱は企画に沿ったサイズなので、商品のサイズに必ずしもフィットしたものではありません。
段ボール箱を小さくすることで、箱の重量を軽量化し、また、空間に詰められていた緩衝材も不要になるので200~300gほど軽くすることができます。
段ボール箱を加工する際、私はこれまで「段ボールカッター」を使っていましたが、
細かい作業には向いていますが、大きな箱を加工したり、数をこなそうとすると結構疲れます。
時間もかかりますしね。
そこで最近電動の段ボールカッターを購入して使っていますが、なかなか快適です。
切り口もきれいにできますし、何より疲れません。
作業していて楽しいくらいです。
私が購入したのは「マキタのマルチカッタ(充電式)」。
刃の位置が分かるように目印が付いているので真っすぐ切りやすくなっています。
一回の充電で20箱くらいは加工できます。
付属の充電池は300回ほど充電できるそうなので、1個の充電池で6,000箱は加工できます。
22分で高速充電できるのもいいですね。
急いでいる時には助かります。
別売りの充電池を買えばずっと使えますし、替え刃も購入可能です。
充電池はマキタの他の工具にも適応しているので、マキタの工具を使っている方なら充電池を使い回すこともできます。
ちょっとした箱のリサイズには「箱切り名人」がおすすめです。
段ボールの端に箱切り名人のフックをひっかけて、点線で切り込みを入れることができるカッターを押し付けてスライドさせながら折り目を付ける道具です。
定規を使って折り目を付けたい場合には、以下の組み合わせがおすすめです。
いずれも45mmのもので、別メーカーの商品ですが適合します。
最近はこっちを使うことが多いですね。
段ボール箱を薄いものに変える
段ボールの箱には紙の厚いもの、薄いもの色々あります。
厚い段ボール箱ほど基本的に重いので、軽いものに変えることで結構重量を軽くできます。
ただし、薄い段ボールは耐久性や衝撃を緩衝する能力は劣りますので、送る荷物によって厚さを選択してください。
送る商品が多少の衝撃では影響ないものであれば、巻きダンボールを使っています。
巻き段ボールは大抵の段ボール箱に比べて軽く、加工もしやすいです。
価格が安いのもいいですね。
緩衝材を軽いものにする
国内の配送は重量ではなく箱の寸法で決まるので、緩衝材に紙が使用されていることが多いです。
これをエアー緩衝材に変えることで全体の重量をだいぶ軽くすることができます。
普段から仕入れた商品に入っているものを集めておいて使っています。
箱と商品の隙間に対しエアー緩衝材が大きすぎる場合は、小さく穴をあけて中の空気を少し抜いてサイズ調整してから使っています。
サイズを調整したらセロテープで穴をふさげばOKです。
終りに
以上、これまで工夫してきた梱包材の軽量化の方法をまとめてみました。
荷物の軽量化すれば収益が伸ばせますので、時間的お金的コストや労力なども考慮して、できる限りやってみてください。
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